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アラサーで何が悪い65

お腹いっぱいに食事した後に類は自分の邸に当然帰ると思っていたのに・・・。
一向に帰る様子を見せないのでつくしは類に尋ねた。

「ねぇ、類もう時間遅いけど?」

「あゝじゃあ…お風呂に入って寝る?」

「えっと・・・そうじゃなくて・・類はもう帰らないと遅くなるよ?」

「えっ?帰るって何処に?」

訳が分からないと言うような、驚きの顔してじっとつくしの顔を見る類。

「何処って・・花沢のお邸が類の家でしょう?」

「帰らないけど?」

「どうして?お邸の方が心配するじゃない?」

「心配?しないと思うけど・・・。」

「だけど・・・。」

「牧野…俺が邪魔なの?」

「えっ?そんなことは無いよ・・だってここだって本当は類のマンションだし・・。
類がここで暮らすなら・・私が出ていくし・・・。うんそうだ・・そうすればいいんだ・・。うんうん・・。」

「牧野が出て行くなら‥俺もついてく。」

「なんで?私について行くって?私が借りて住むのはボロアパートだよ・・?類に暮らせる訳ないじゃない?」

「試してもいないのになんで分かるのさ?」

「分かるわよ・・・そんなの。お風呂だってすごーく狭いんだよ?類の手足絶対に入らない・・・。」

「うーんそれは困るな・・・。でも牧野と一緒がいい・・・。」

「類…子供みたいな事言わないの・・・。」

「子供でもいい・・・牧野と離れないよ・・もういいでしょう?
十分今まで‥‥離れていたんだからさ。」

「だけど・・・。」

「それにもう牧野は俺から離れられないと思うよ?」

「どういう意味?」

「気持ちより身体が離れられない…違う?」

「つ・・・・・ぅ」

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アラサーで何が悪い?64

セリーナは美人の上に押しが強いようで、
あの司が押され気味である。

「ねぇ、ツカサ?パーティーが終わったら邸に皆さんをご招待して飲みなおしましょう?」

「いや、皆にも予定があるだろう?」

「ねぇ、ソウジロウ、アキラ、ルイ、シゲル、マキノいいでしょう?」

「俺は用事は無いからいいけど、皆はどうする?」

「あゝ俺も滋もOKだぞ。」

「悪いけど、俺と牧野は用事があるから帰る。」

「類・・お前・・牧野と付き合ってるのか?」

「・・・・・。それが司に何か関係ある?」

「いや・・・。牧野そうなのか?」

「・・それは・・。」

「マキノ?予定があるの?」

「ええ・・ごめんなさい。」

「そうなの・・・。でもまた必ず邸に招待するから来てね?」

「あっ・・はい。」

「牧野帰るよ?じゃあお先に失礼・・・。」

類はつくしの腕を取り、腰を支えながら皆の傍を離れようとする。

「つくし、またね?」

「牧野また、逢おうぜ。」

律儀なつくしは、振り返り頭を下げた。

なんだか不機嫌な類に無理やり連れてこられた駐車場の花沢の車に乗せらたが
類は一言もしゃべらない。

「どうかしたの?何故不機嫌なの?」

「司が・・今もあんたの名前を夢で叫んでる…許せると思う?」

「はあっ?そんなことで機嫌が悪いの?」

「それはそうだろう?あんたの事を捨てたくせに今更・・。」

「それは違うよ?私は道明寺に捨てられた訳じゃない‥お互い大人になって
自分達が生きる道が違うって…勘違いだって気付いただけだよ?
だから…お互い幸せを願ってた・・。確かに気持ち的にはまだ心の中に道明寺の事は
あるよ?でもそれは思い出だもの・・。あんなに綺麗な奥さんがいるんだよ?
類は考えすぎだよ・・・。」

「そうなの?本当に?」

「そうだよ、本当。」

「悪かったね、あんたをあんな場所に誘って。」

「ううん、良かったよ。道明寺が幸せそうで・・・それに皆にも逢えたしね?」

「それなら・・良かった。」

「それよりこれから用があるって、仕事?」

「あれは嘘も方便・・・。あんたが辛いかなって思って・・。」

「そうか、気を使わせてごめんね。でも本当言うと助かった。
あのセリーナーさん良い人だけど滋さんと同じ匂いがするんだよね?
あの押しで来られたら私は多分死ぬと思う。テンションが滋さんそっくりだったよね?」

「あはははっ、あんたってあのタイプに好かれるよね?司の奥さんもあんたを気に入ったみたいだしね?」

「ぐうう~っ」

「あっ、お腹が鳴った・・・あんたお腹空いてるんだね?」

「それはそうだよ‥朝もお昼も食べてないもん。」

「ええっ?そうだっけ?」

「もうとぼけちゃって・・・。食事する時間も与えず・・・しちゃったくせに///。」

「あゝそうか。なにか食べに行こうか?」

「うーん疲れたから何か買って帰ろう?お弁当でもなんでもいいから・・。」

「だったら任せて。日本食でいい?」

「うん・・そうだな。美味しいお魚がいいかな?」

「了解。」

類は何処かに電話を掛けて、そのまま車はつくしの住むマンションへ・・・。
マンションに着いて、30分もしないで部屋に鮨屋割烹の店から
豪華なお刺身や焼き魚からお料理が運ばれて来た。
握り寿司まであり、茶碗蒸しやウナギのかば焼きまで用意されていた。
お腹の減り過ぎたつくしには最高なおもてなし。
次々と豪快に食べていく姿が頼もしい。
類はそんなつくしの姿を優しいまなざしで見ていた。

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アラサーで何が悪い?64

メイプルホテル東京・・・・。
つくしが昔好きだった男のホテル・・・。

道明寺司、今は道明寺財閥のトップである。
司の母である楓社長が引退を表明して、大きなニュースになったのは記憶に新しい。
確かなんだか難しい難病に掛かったと週刊誌が騒いでいたのをつくしも
見た記憶があり、ワイドショーで何度もその真実を追求する放送があったことも最近の事である。
確かパーキンソン病だと書いてあったが、詳しくは知らない。

昔、色々と嫌な目に遭って良い思い出は無いが、司の母親であることはには間違いは
無いのだから、そのニュースを聞いた時つくしも心が痛んだ。

つくしが大学卒業した年に、司は大財閥の娘と結婚をした。
パリコレでモデルもしている人でセレブ雑誌をいつも賑わす
ゴシップの絶えない人だった。セリーナ・トランプ。
金髪に長身でスタイル抜群の青い瞳を持つ美人だ。

そんな彼女と道明寺司の結婚は世界中を駆け巡るほど大きな話題となった。
その道明寺司が経営するこのホテルのパーティーがどんな内容のものか
類に聞いていないつくしは焦るだけだった。

「類・・ここは・・。」

「うん、司の家のホテルだよ?昔ここに来たことあるよね?」

「・・・ここでパーティーがあるの?」

「うん・・今日は司のパーティーだよ。俺達も呼ばれたんだ・・・。」

「俺達もって?」

「あきらと総二郎それに大河原も来るんじゃないかな?」

「美作さんと西門さん‥それに滋さん?何故そんなパーティーに私を?」

「あれから10年以上経ってるんだ、もう司への気持ちは無いよね?」

「そんなもの無いわよ・・。」

「そう・・だったら良かった。俺少し心配だった・・・あんたがまだ司の事好きだったら・・・どうしよう・・って・・。」

「道明寺は・・・もう完全に過去の人だから・・・。それに彼は結婚してるでしょう?」

「司が日本に戻ってくる…そのための今日はパーティーなんだ。」

「道明寺が日本に・・・・。」

「うん・・・。やっぱり気になる?」

「それは…気にならないって言えば嘘になるわ。・・だって昔一応好きになって付き合ってた訳だし・・・。
でも気になるだけで別にそれ以上の事は無いわ・・・だってもう過去だもの。」

「・・・・。」

「おーい類ここに居たのか探したぞ?あれ?類が女性同伴とは珍しいな?」

「初めまして、西門総二郎です・・。類とは子供の頃からの友人で・・・。あれっ?
何処かで逢った事ありました?」

「クスッ。西門さんご無沙汰しております。牧野つくしです。」

「牧野?嘘だろうあの牧野つくし?お前随分綺麗になったな?」

「ふふっお世辞はいいから・・・。」

「俺達はお世辞を言うような間柄でもねぇだろう?本当にお前綺麗になったよ。」

「ありがとう・・・。」

「おっ、あきらが滋をエスコートしてきたぜ?あいつら付き合ってるんだ。」

「総二郎、類ここに居たのか?んっ?その人は?総二郎の連れか?それとも類の?」

「あきらも気付かないな?」

「嘘・・・。つくし?つくしでしょう?」

「滋さんお元気でした?お久しぶり・・・・あっ・・・うぐぐっ」

「つくしー逢いたかったよ~っ」

滋がつくしを押しつぶす程に抱きしめた。息が苦しくて身悶えするつくし。

「ちょっと、放してよ。牧野が死にそう・・。」

「滋落ち着け・・そんなにしがみつくなよ。悪いな・・。」

「大丈夫か牧野?」「牧野大丈夫?」

「お前・・・牧野つくしか?へえっ・・綺麗になって分からなかった。女は10年で変わるもんだな?」

「美作さん・・お久しぶりです。元気そうで良かった。」

「悪いな滋は昔と変わらずで・・・。滋、牧野を窒息死させる気か?」

「ごめんね?だってうれしくて・・・。あきら君今日来て正解だったね?」

「あゝそうだな・・・。」

「おい、お前ら相変わらず騒がしい奴らだな?」

「司・・。」

「久しぶりだったな?みんな元気そうだな?・・・・あっ・・」

「道明寺・・・。」

「お前牧野か?」

「・・・ええ。お元気そうだね?ご無沙汰してました・・・。」

「あゝ・・・お前綺麗になったな・・・・。」

「・・・・くすっ、らしくない事言わないでよ道明寺・・・。幸せそうだね?良かった・・・。」

「牧野お前は幸せなのか?」

「うん、一生懸命今を生きてるよ。だから幸せだよ。」

「そうか・・・。」

「ツカサ?ここにいたの?」

「セリーナ・・。紹介するよ俺の昔からの友達だ。」

「まあ、ツカサのお友達なの?セリーナです。宜しくお願いします。」

「西門総二郎ですよろしく。」「美作あきらです。」「大河原滋ですよろしく。」
「花沢類よろしく。」

「えっとあなたは?」

「牧野つくしです。」

「マキノ?あなたがマキノなの?」

「えっ?」

「ツカサがずっと好きだった人・・今も時々夢であなたの名前を呼んでるわ
でもごめんなさい・・・。ツカサは渡せない。だって私はツカサが大好きなの。」

「…私と道明寺はもう終わってます・・・。大丈夫ですよ。
道明寺もそのことはわかってますから・・・。」

「マキノ・・・。私あなたとお友達になりたいわ。」

「ええ、喜んで・・。」

つくしは、綺麗なセリーナの青い瞳に見つめられて断る事など出来なかった。

本当に美しい人。金髪の髪に青い海の色のような瞳、真っ白な肌・・・。
背が高くて道明寺と並ぶと絵になる。お似合いのカップルだ。

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アラサーで何が悪い?62

その日の昼前になって、やっと類から解放されたつくし。
連れて行かれた場所は、リラクゼーションサロンルーム。
ここでまず岩盤浴を行い、ミストサウナを行い,そのあと
黄金の手を持つ施術師、小坂史織の登場である。

「牧野様本日は宜しくお願いします。担当の小坂史織です。」

会話もテクニックも素晴らしい、この人前髪ぱっつんのボブスタイル
お笑いのブルゾンちえみに似た身なりに化粧に喋り方の特徴が瓜二つであった。
「キャリアウーマンです。」と言いながら、2人の男性を従えてあのダーティ・ワークが流れてきそうな雰囲気である。

だが本当に腕は超一流。流石黄金の手を持つ行列の出来る
施術師である。夢心地の施術を受けると、ついつい睡魔に襲われて
夢のような2時間施術後、あれ程酷かった筋肉痛は嘘のように無くなった。
その代わり爽快な気分になったまま、部屋を移されて
エステを受けて、髪をシャンプーして貰いアップスタイルにして貰った後
化粧を施して貰い、ドレスに着替えさせられた。

姿見に映るつくしは、もう何処に出ても可笑しくない
大人の女性に変身していた。

「本日はどうもありがとうございました。」

丁重に数名のスタッフにお辞儀をされて送り出されたつくし。
店の外には類がグレーのシックなスーツ姿で待っていた。

「牧野・・いい感じじゃない?」

「そう?似合うかな?」

「似合ってるよ。行くよ。」

花沢の車で着いたそこは、メイプルホテル東京。
そう・・道明寺財閥のホテルだったのである。

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アラサーで何が悪い?61

欲求不満・・・・。それが爆発すると思ってもいない事になるらしい・・・。
翌朝ベッドから起き上がろうとしたつくし・・・。

だけど・・・思った以上に身体の節々が痛んで…身動きするたびに
ズキンと下腹部や腰や足が痛い・・・。類を受け入れた際に両足を高く持ち上げられたり・・・。
大きく開脚されたり、腰を高く持ち上げられたり・・。無理をし過ぎた・・・。
いや、無理をさせられた・・・・。アラサーはもう若くないんだ、無理は出来ない・・。

あれ程何度も逝かされて、喘いだせいで声は掠れてしまい、まるで風邪を引いたようである。
そんな状態でも、這って起き上がろうとするつくし・・・。
大人はこれくらいでは、弱音は吐かないのだ・・・・。それに一応大人の女である自分が
裸のままでいつまでもベッドの中にいるのも…バツが悪くて・・類が目覚める前には
シャワーも浴び身支度を済ませて置きたかった・・・・。それなのに思うように身体が動かない。

痛む腰や身体のあちこちを労りながらベッドの中をまるで、尺取り虫のように動くつくしを
類はそれをそっと目を細めにやけながら見ていた。

「牧野おはよう~。どうかしたの?」

「ひっ・・類起きてたの?」 まさかこんな姿見られるとは最悪だ・・。

「んっ?・・・今もぞもぞと布団の中で動く音で目が覚めた。」

それは悪うございましたね?ふん・・私がこんな風になってる原因の癖に・・なによそのにやけた顔は
似合わないつーぅの。あんたは王子様なんだからさ・・さわやかな笑顔出来ないの?

「そう?悪かったね起こして・・・。でもそろそろ起きないと・・類もお仕事だよね?」

「あゝそれなら大丈夫、今日は夕方にパーティーがあるんだけどそれ以外は
自宅で出来るから・・・夕方4時まではのんびりでいいんだ・・・。」

「そうなの?」

まさか…それで昨日はあんなに激しく私を?あんな事やこんな事したって訳ですか?

「牧野も心配しなくても今日はお休み・・・でも俺とパーティーに出て貰うから
お昼頃までならのんびり過ごして構わないよ?」

「ちょっと、待ってなんで私が類とパーティに?それに・・・なんで類は夕方4時まで
のんびり出来るのに、私はお昼頃までなのよ?」

「あんた、俺が他の女とダンスしたり、仲良く腕を組んだりその上
エスコートしても言いわけ?」

「それは・・・・嫌だけど・・・?」

「そうでしょう?だったら今日のパートナーは牧野に決まりでしょう?」

「でも・・・私筋肉痛で・・・まともに歩けないかも?それにドレスとか持ってないよ?」

「大丈夫だよ、だからお昼過ぎから全身マッサージとエステにドレスアップする為の
時間をとってあるからさ・・・。」

「全身マッサージ?」

「岩盤浴で疲れを癒して全身オイルマッサージすれば、すぐに良くなるよ?」

「岩盤浴?・・・へえっ・・・それはすごいね?」

「でしょう?マッサージも黄金の手を持つ女性施術者なんだ・・・」

「黄金の手?なんだか凄そう・・でも効きそうだよね?」

「テレビで紹介されて、すごく人気でね?予約で2年先までいっぱいらしいよ?」

「そんな人に?マッサージ頼んでくれたの?」

「牧野を疲れさせたお詫び・・・。だから・・・いいでしょう?」

「んっ?なに?」

「だから・・・それまで昨日の続きしよう?」 色っぽくウィンクする類。

なに?そのエロっぽい口説き方は・・。あんたはエロ門か?つぅーの。
駄目、駄目・・・そんなエロ顔で近づくな・・・・。
私の理想の王子様が・・・・王子様の微笑みが・・・・・。崩れていく~。

「ダメだよ・・もう昨日のでこ十分だしね?」

「欲求不満は解消後が癖になるんだよ?ほら俺こんなに牧野を欲しがって・・・、
収まりがつかない・・・。」

「///嘘・・・そんな・・・大きくしちゃだめだって・・・・。」

「ぷっ・・・あんた大胆な事口にするよね?」

「ひやあああっ~今の聞かなかったことに?ねっ?」

「じゃあ・・・これあんたが大人しくさせてよね?」

「そんな…ご無体な・・・。」

欲求不満・・・・。それは恐ろしい。
どうやら、何もかも壊す破壊力があるようだ・・・。

真っ赤な顔のつくしちゃんが、妙に色っぽい類に食われていく・・・。

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